ご挨拶
 癌の治癒率は年々僅かながら上昇を続けておりますが、日本では1981年以来癌が依然として死因のトップを占めており、癌の撲滅は人類共通の願いと言っても過言ではありません。従って癌撲滅を目的とした新しい概念や革新的技術に基づく制癌法の確立には社会全体の期待が高まっています。  クリングルファーマ株式会社は大阪大学発バイオベンチャーで癌の撲滅を主たる目標として2001年12月に設立された企業です。  従来の制癌剤は癌細胞を直接殺す事を目的に開発されており、それ故に副作用として著しい臓器不全や免疫力の低下をきたし実質的な延命、或いはQOLの改善といった患者さんのニーズに合わないことが過去に多く見られました。  弊社の目指す癌治療は、大阪大学の中村教授、松本助教授等によって発見されました「NK4」という蛋白質を用いて行うものです。 私は、このNK4が癌細胞の他臓器への転移を止め”凍結状態”にすると共に、癌組織に酸素や栄養素を補給する血管新生を抑制し”休眠状態”にするという作用を持つ事から21世紀の新しい癌治療法を開くものになる、と信じています。
 NK4は中村教授の20年来の研究テーマでありますHGF(肝細胞増殖因子)から生まれたものですが、弊社はこのNK4とHGFの研究開発を介して病に苦しむ患者、世界の癌患者の方々を新しい治療法によって救済することを、そして更に独創性の高い創薬につながる日本発のシーズを掘り起こし世界に発信出来る治療法に育成する事を事業理念としております。  一日も早く病で苦しむ患者の方々に朗報を届ける事が出来るよう、頑張って参りますので皆様方のご支援をよろしくお願い申し上げます。


代表取締役社長
 岩谷 邦夫


社名由来
クリングルファーマ株式会社(Kringle Pharma , Inc.)
HGF(肝細胞増殖因子)のアンタゴニスト活性をもつ分子内断片はN末端のヘアピン構造とそれに続く4個のクリングル構造をもつことからNK4と名づけられた。 HGFとNK4の医薬品化を主要プロジェクトとし、病に苦しむ患者、世界の癌患者の救済を企業理念とする会社の名前に相応しいものとしてHGFとNK4に共通のクリングル構造と、医薬品を意味するファーマシューティカルからクリングルファーマ株式会社と命名した。

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